バイリンガル講師が教える「なじみすぎて怖い和製英語2」

なじみすぎて怖い和製英語2

英単語本来の意味から離れて、日本独自の意味合いに変わってしまった言葉。
日常使われているカタカナ英語の中には、ネイティブスピーカーには全く通じない、いわゆる「和製英語」が沢山あります。

前回、こちらの記事にて、「リストラ」「サラリーマン/OL」「クレーム」の例をご紹介をしましたが、厄介な和製英語はまだまだあります。

今回は再び、弊社のバイリンガル講師に聞いた、ビジネス関連の気になる和製英語を、ご紹介致します。


メモ Memo

「メモ」は、日本では自分のために書き残しておく、個人的な備忘録のイメージがありますね。
しかし、英語の「Memo」は、他人に伝達するための文書というイメージがあります。

組織やチーム内での社内報や、電話の取次ぎメモのような簡単な文書。会社内でいえば、総務や人事からのお知らせのような組織内に広くメッセージを伝えるための文書が「Memo」に当たります。同じく組織内の文書でも、通達文書や告示文よりは重くないイメージです。

もし個人的なメモであれば「Notes」、会議などの議事録であれば「Minutes」が、よりふさわしい英単語と言えるでしょう。

スキルアップ Skill Up

英語の「Skill」はどちらかというと、保有・所有するイメージです。そのため「Skill」に対して、一般的には「Have」を使います。日本語の感覚で「Skill」を「Up」すると言っても、通じないと思った方が良いでしょう。

もし自分自身を磨いたり、向上させるという意味を伝えたいのであれば、改善を意味する「improve」の方が適切です。
さらに様々な技術を身に付けるための勉強であれば、学ぶ「learn」で、そのための資格をとる(認定される)は「get certified」、もしくは何かの資格をもっている(=認められている)は「I’m qualified to ….. 」という表現を使うと伝わりやすいでしょう。

また日本語では「ライセンス」と「資格」が近い意味で使われますが、英語の「license」は許可証という意味合いが強く、技術の認定というよりは、一般人には違法なものが特別に許可されているというイメージです。

マンツーマン man to man

ネイティブには英単語の文字通り、男から男へ伝える事、男同士の会話のような意味合いに聞こえます。落ち着いた大人の男性同士の会話であったり、父が息子に対して語りかけるようなイメージです。
また、会話内容も、好みの女性の話男同士の友情男としての誇り、といったような話を思い浮かべます。

もし英語で一対一、という意味合いを伝えたい場合は「one on one」がふさわしいでしょう。
例えば勉強のための、マンツーマンレッスンならば「one on one lesson」、もしくは「Teaching one on one」となります。

もしも、女性が「マンツーマンのレッスンを頑張る」と言ったら、意味はかろうじて通じるかもしれませんが、苦笑いされるかもしれません。
また、男性が「これからマンツーマンで頑張りたい」と言ったら、場面や伝える相手によって、様々な意味で取られる可能性がありそうです・・・。

例外として、バスケットボールなどで使う「マンツーマン・ディフェンス」は、英語でも「man to man」という作戦の名前として広く知れ渡っているので、そのまま通じることが多いようです。


ビジネスの場面では日々、新しいカタカナ言葉が生まれて、それを使いこなすことが求められています。
しかし、こうした和製英語は、大事な英語での商談や会議で使ってしまうと、自分の意図するものとは別の意味に取られてしまうことがあります。注意したいものですね。

ビバイルには、ビジネス経験のあるバイリンガル講師が多数在籍しております。伝えたい内容に対して、どう話せば正しくネイティブスピーカーに伝わるか、英語のお悩みなど、是非ご相談ください。

なじみすぎて怖い和製英語2

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